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愛をこうひと
作者:曽根富美子、下田治美
全1巻

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愛をこうひとのあらすじ

照恵は物心付いたころから、実の母親・トヨ子からひどい虐待を受けて育った。

大人になった今でもふとしたことで当時の記憶が蘇り、眩暈がして立ってもいられなくなることがある。

当時から、
「自分の子供をこんなに憎める母親がいるだろうか」
「こんなことならば、どうして産んだのだろうか」
と疑問には思っていた。

自身に愛娘ができてからというもの、自分にはトヨ子のような感情は沸かず、その疑問をより深く感じるようになっていた。

「私はこんなに娘を大切に、かけがえなく思う。あの母親にはこの感情が少しもなかったのだろうか。」

そんなことを考えることはあっても、トヨ子から逃げ、裕司と結婚してからの生活は幸せそのものだった。

そんな幸せな日々を送っていたある日、家に1本の電話が。

病院からだった。

もう何年も顔を見ていない父親違いの弟の武則が、交通事故を起こして入院しているから、面会に来いというのだ。

この時には、後に自分が過去と向き合うことになるとは知らずに、戸惑いながらも病院へ向かう照恵。

そうして武則との再会を果たしたのはいいが、娘(深幸)に「あなたの祖母はもう亡くなっている」と説明していたのに、看護婦との会話を聞かれ、実は生きていることが知れてしまう。

深幸に祖母はいないものと教えていたのは、照恵の虐待の過去を知ると、深幸に憎しみという醜い感情が起こるのでは・・・と恐れていたから。

だけど、もう娘も自分で考え、答えを出せる歳だと、虐待を受けていたことを主に、自分の母親がどんな人であったのか、全てを話すことに。

それを聞いた深幸は「おばあちゃんに復讐しよう」と言い出す。

恐れていたことが現実になってしまった、と照恵の心は沈む。

その頃とほぼ同時期に、北海道に赴任している夫から、かねてからの父親(義雄)の遺骨探しの手がかりが掴めたとの情報も入っていた。

いつかは過去に向き合わないといけないと思っていた照恵はこの機会にそれを実行に移すことに。

母親(トヨ子)は「照恵は強姦されて出来た子だから可愛いはずがない」と言っていた。

でも照恵の記憶の中の父親は、お人よしで優しく情深い人で、とてもそんなことをするとは思えない。

事実はどうだったのか。

また、あれだけ自分の事を憎んでいた母親は、今どんな人生を送っているのだろうか。

「本当に少しの愛情もなかったのか」と確かめることはできるだろうか。

長年の疑問と向き合うために、語られなかった過去を知るために、照恵一家は北海道へと向かう。

愛をこうひとの登場人物

山岡照恵(てるえ・主人公)
幼少期(施設に入っていた6歳~10歳までの4年間を除いて)から社会人になるまで、実の母から虐待を受けて育った。社会人になっても繰り返される虐待に耐え切れなくなり、母親に殴られている途中で小銭入れだけ持って家出。そのころ就職していた建設会社で知り合った裕司の元へと逃げる。それから結婚、深幸が生まれる。

山岡深幸(みゆき・娘)
照恵と裕司の愛情を存分に受け育つ一人娘。武則との再会を機に、死んだと聞かされていた照恵の母が生存していることを知る。自分の母が昔ひどい虐待にあっていたことも同時期に知り、照恵の母に復讐を試みる。

山岡裕司(ゆうじ・夫)
照恵と同じ建設会社に勤めていて、照恵の12歳年上の上司だった。建設会社では今も勤めていて、北海道に単身赴任中。義雄の故郷でもある北海道では、仕事と同時に義雄の生い立ちを調べたり、未だ見つからない義雄の遺骨を探したりもしている。

中島トヨ子(照恵の母)
6人兄弟の真ん中に産まれ、親からはいてもいなくても変わらないような扱いを受けて育った。そのため早くに家出し、東京で住み込みのバイトを始めた。美人だったためよく男の人に付きまとわれたりしたが、その場から助けてくれた義雄に惹かれて付き合いが始まる。その後同居、結婚、出産となるが、そのころから義雄が結核を発症する。病気の旦那を持ったがために自分が働かなきゃならない、こんな生活は望んでいなかった、自分は幸せじゃない、と照恵と義雄を捨てて家を出る。その後中島武八と再婚、武則を産み、照恵も施設から引き取る。でも7年後また離婚、今度は子供2人を連れて和田三郎と再婚する。

岡田義雄(よしお・照恵の父・トヨ子の1人目の旦那)
自分が待ち合わせに遅れたがために強姦されたトヨ子に対して、半分責任を負う感じでトヨ子と結婚した。だけど産まれてきた娘、照恵には、深い愛情を持って接し、とても可愛がった。そんな幸せ絶頂の頃、持病の結核が悪化し、トヨ子に逃げられる。少しして自身も入院を余儀なくされたため「必ず迎えに行くから」と約束し、照恵を施設に入れる。がそれから2年後に亡くなってしまう。

和田武則(たけのり・照恵の弟)
照恵のように虐待こそ受けてはいなかったが、姉に虐待している親を見ているうちに全ての感情を無にすることが癖づき、気が付けば何事にも無関心になっていた。大人になって一度は結婚したが、自分の娘が大けがしても何も感じず、嫁に泣きつかれても何も思わずで失敗している。トラックを所持して会社を経営していたが飲酒運転で事故を起こし入院。その時の連絡先に姉の照恵を指定したことで照恵と再会を果たす。

中島武八(武則の父・照恵の義父)
石工職人。照恵を施設から引き取ってきてやれ、と言った父親。トヨ子の照恵に対する虐待は、最初こそ止めに入ったが、それも無駄だとわかると半年と持たずに関わらないようになった。

和田三郎(照恵の3人目の父)
役所勤め。トヨ子とは結婚生活の相性が良く、一番長く続いた旦那。

愛をこうひとの感想

内容が濃すぎるし、重すぎました。。。

読んで疲れた(ノД`)

虐待する人の心理ってほんとにわかりません。

しかも実の娘にあれほどまでの暴力だなんて、とてもじゃないけど考えられない。

虐待の事実は庇えるものではないけど、トヨ子はトヨ子で淋しい思いをしながら誰にも救われることのなかった悲しい人なんだと思いました。

まともに親に可愛がられて育った人間なら、絶対あんな風にはならないから。

自身が可愛がってもらっていなかったから、子供の可愛がり方がわからなかったのか。。。

真の理由はトヨ子にしかわからないんだろうけど、それに振り回されて生きてきた照恵が不憫すぎました。

虐待されている子供は「お母さんなんだから、きっといつか可愛がってくれる」って思いを捨てきれないから、母親から離れられないんでしょうね・・・。

でも照恵は、あそこで逃げて正解だったと思います。もっと早くても良かったぐらい!

しかも、心に闇を抱いてはいながらもよくあれほどまでの良い母親になれたな、と尊敬さえしました。

よく「虐待されて育った子供は、自分に子供ができたら虐待する」って聞くけど、照恵はそうでなくてよかったです。

今の時代、ちょっと叩かれたぐらいで「体罰だ!」って騒がれてると「体罰も時には必要でしょう。今の教育は甘すぎる。」って言ってる人がいるけど、こういう漫画を見たり、虐待のニュースを見たりする度に「やっぱり体罰は少しも必要ない。子供は可愛がられて成長するものだ」って思います。

どんな理由があっても体罰が子供に良い影響を与えることってまずないと思うからです。

照恵がそうなように、体罰を受けて子供が行動を正したとしても、それが恐怖からであってはやっぱりなんの意味もないです。

しかも体罰を受けた子供が自分の存在意義まで見失って、グレたりなんかしたら本末転倒もいいとこですよね。

照恵がグレもせず、自分の娘に虐待もしなかったのは、亡き父に愛された記憶があって、それに救われていたからなんだと思います。

どんな形であったとしても、人間には愛情が必要で、それがなくなったら終わりだなって思いました。

トヨ子だって誰かから少しでも愛情を受けて大人になっていたとしたら、あぁではなかったと思う。

現実の虐待がどんなものかは想像もつかないし、この漫画のようにキレイに収まることはないだろうけど、この世にもう二度と虐待する親が育つことのないように、虐待される子供がいなくなるように願います(:_;)

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